夢育講演会
本日,夢育講演会を実施しました。
講師に,2023デフサッカーW杯日本代表の松元卓巳さんをお呼びして,「夢を諦めないことの大切さ〜デフサッカーを通して〜」を演題として御講話をいただきました。
デフサッカーとは,聴覚障がい者のサッカーのことで,競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから,「音のないサッカー」とも呼ばれています。
松元さんは,先天性の高度難聴を抱えていらっしゃますが,小学3年のときからサッカーを始め,高校2年生のときにデフサッカーと出会い,日本代表に選ばれ,これまでにデフリンピックと呼ばれる世界大会に3回出場したそうです。現在は,2025年に東京で行われるデフリンピックに向けて活動を行っているそうです。
夢は叶うものではなく,叶えるもの。夢を叶えるために努力を続けることが大切であると生徒に伝えてくださいました。その言葉は大変印象的だったようです。生徒たちからは,聴覚障害をもつ方々に対する理解と,「夢は来るものではなく,自分で掴みとるもの。自分の夢を明確にして,諦めずに努力を続けていきたい。」といった感想が多くありました。特に,受験を控える3年生にとっては,大きな励みになったようでした。
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